2015年3月5日木曜日

ひなのまつり in 旧村川別荘

 続けて旧村川別荘で現在開催中のひなのまつりについてご紹介します。

 白樺文学館から徒歩で10分ほどの旧村川別荘。村川別荘については、以前ご紹介した文学館だよりの記事をご参照ください。

訪問日は、2月28日、桜餅の実演販売もあり、またお天気にも恵まれ大変な賑わいでした。







 母屋の方に向かうと、かわいらしいおひなさまがたくさんかざってありました。
注目したいのは、つるし雛です。江戸時代のころは、ひな壇飾りの買えない家では、着物の端切れで愛するわが子や孫の成長を願い、手作りの雛をつるして飾ったものです。現在は、伊豆の稲取の「つるし雛祭り」、福岡柳川の「さげもん」、山形酒田の「傘福」というものがあるそうです。









 旧村川別荘でのひなのまつりは、3月8日(日)午前9時から午後4時まで開催しています。
また白樺文学館でも3月8日までお雛様をプチ展示しています。杉村楚人冠記念館にも3月8日までお雛様が飾ってあります。今週末は、我孫子散策をしてみませんか?
皆さまのご来館をお待ちしております。
杉村楚人冠記念館で展示中のお雛様
白樺文学館のプチ展示


 以上ひなのまつり in 旧村川別荘でした。

 (T.I)




我孫子中職場体験

 日差しも日に日に春らしさを感じるようになりました。特別企画展「我孫子・白樺派を継ぐ者―原田京平の生涯―」好評をいただいております。現代では初となる本格的な原田京平展。文学館だよりでも少しずつご紹介していければと思います。
さて今回は、1月末に行われた我孫子中の職場体験の模様をご紹介します。

 まずは外の清掃や館内の点検です。寒い中、丁寧に落ち葉を掃いたり、職員の話をよく聞きながら、真剣に取り組んでいました。



 午後は恒例のフィールドワーク。昔の面影を残す杉村楚人冠記念館、柳宗悦の住んだ三樹荘のあたりや、旧村川別荘にもいきました。

村川別荘では、市民ガイドの方に御説明いただきながら、見学しました。



1日だけの職場体験でしたが、白樺派と民藝運動、そして我孫子の歴史、白樺文学館について理解を深めていただきました。

以上我孫子中職場体験についてでした。
(T.I)